変わらなくていい、と言える日まで
ずっと、変わりたいと思っていた。
もっと自信を持てる自分に。
もっとはっきり意見が言える自分に。
もっと人に好かれる自分に。もっと行動できる自分に。
「変わりたい」は、いつも「今の自分では足りない」という感覚とセットだった。
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「足りないから変わりたい」の重さ
「変わりたい」には、二種類の動力がある。
一つは「今の自分が足りないから変わらなければ」という、欠如からの動力。
もう一つは「こういう自分になったらときめく、だから変わりたい」という、可能性からの動力。
欠如からの変化は、重い。
「足りない自分」を出発点にしているから、変わっても「まだ足りない」が続く。変化の目的が「足りなさを埋めること」だから、完成がない。変わるほどに、次の「足りない」が見えてくる。
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変わらなくていい、は諦めじゃない
「変わらなくていい」という言葉は、諦めに聞こえるかもしれない。
でもそうじゃない。
「今の自分が足りないから変わらなきゃ」という重さを、一度手放していい、ということだ。
今の自分を「足りない」として扱うのをやめる。欠けているものを埋めるために変わろうとするのをやめる。
それをやめたとき、何が残るか。
「これになったらときめく」という、軽い方の動力だけが残る。
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ときめきから動く変化
「ときめくから変わりたい」という動力は、軽い。
足りないものを補うためではなく、なりたい自分の姿がときめくから、動く。「あの人みたいに話せたら楽しそう」「あの服を着こなせたらいい感じ」「もう少し自分の感覚を信じられたら、どんな選択をするだろう」
——その感覚から動く変化は、「今の自分を否定すること」を前提にしない。
今の自分のまま、次の景色に向かって動く。
それが、PRIELLEが信じている変化の形だ。
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「変わらなくていい」と言える日まで
「変わらなくていい」と心から言える日は、まだ先かもしれない。
それでいい。
今日は「足りないから変わらなきゃ」を少しだけ手放す練習をする。変わりたいという気持ちは持ったまま、その動力だけを少し軽くする。
「足りないから」ではなく「ときめくから」
——その言葉に変えるだけで、変化への向き合い方が、少し変わる。
変化の動力を変えることが、「変わらなくていい」に近づく最初の一歩だ。
「足りないから変わりたい」を、「ときめくから変わりたい」に変えてみてほしい。その違いが、変化の重さを変える。