「私なんて」が口癖だった私が、半年で変わった理由
「私なんて、大したことないし…」
気づけば、いつもこんな言葉を口にしていた。
褒められれば「いえいえ、たまたまです」と返し、誘われれば「私で良ければ」と答える。謙虚なつもりだった。相手を立てているつもりだった。
でも本当は、ただ怖かっただけ。
自分の価値を認めたら、それを証明し続けなければいけない気がして。 期待されたら、それに応えられない自分が露呈する気がして。
だから、先に自分を下げておく。保険をかけておく。そうすれば、傷つかなくて済むから。
変化のきっかけは、ある一言だった
ある日、大切な友人にこう言われた。
「あなたがそうやって自分を下げるたびに、私があなたを好きな気持ちも否定されてる気がするんだよね」
頭を殴られたような衝撃だった。
自分を守るためにしていたことが、大切な人を傷つけていた。
「私なんて」という言葉は、自分だけの問題じゃなかったんだ。
自己否定は、周りの人にも影響を与えている
よく考えてみれば、確かにそうだった。
友人が私を褒めてくれたとき、「そんなことないよ」と否定することで、友人の言葉を無下にしていた。
彼氏が「可愛い」と言ってくれたとき、「そんなわけない」と返すことで、彼の気持ちを受け取り拒否していた。
自分を下げることは、あなたを大切に思う人の気持ちも下げること。
この気づきが、私を変える第一歩になった。
最初にしたこと:言葉を変える
といっても、急に「私ってすごい!」なんて思えるわけがない。
だから、まずは言葉だけを変えることから始めた。
「私なんて」を「ありがとう」に置き換える
- 「素敵だね」と言われたら → 「私なんて…」ではなく「ありがとう」
- 「すごいね」と言われたら → 「たまたまです」ではなく「ありがとう、嬉しい」
- 「一緒にいると楽しい」と言われたら → 「私といても面白くないよ」ではなく「私も楽しい、ありがとう」
最初は違和感だらけだった。お世辞を真に受けてるみたいで恥ずかしかった。
でも、続けていくうちに気づいた。
「ありがとう」と言った後の方が、相手も自分も笑顔になれる。
否定の言葉を発した後の、あの微妙な空気感。それがなくなるだけで、会話がこんなに軽やかになるなんて。
次にしたこと:小さな「できた」を数える
言葉を変えることに慣れてきたら、次は行動を変えた。
毎晩、寝る前に「今日できたこと」を3つ書き出すことにした。
最初は本当に些細なことから
- 朝、二度寝せずに起きられた
- 電車で席を譲れた
- 期限内にレポートを提出できた
こんな当たり前のことでいい。むしろ、当たり前のことを「できた」とカウントすることが大切。
私たちは普段、できなかったことばかりに目を向けがち。でも、できていることは実はたくさんある。それに気づくための練習。
3ヶ月続けた頃、驚くべき変化があった。
「私、意外といろいろやってるんだな」
そう思えるようになっていた。
自己否定は「習慣」だから、変えられる
「私なんて」という言葉が口癖になっていたのは、それが習慣だったから。
何度も何度も繰り返すうちに、自動的に出てくる言葉になっていた。まるで「いただきます」を無意識に言うように。
でも、習慣は変えられる。
新しい習慣で上書きすればいい。
習慣を変えるコツ
- 小さく始める - 完璧を目指さない。まずは1日1回、言葉を置き換えることから
- 続けることを優先する - うまくできなくても、やめないことが大事
- 自分を責めない - つい「私なんて」と言ってしまっても、「あ、また言っちゃった」と軽く流す
半年経った今、完全に「私なんて」がなくなったわけではない。
でも、言ってしまった後に「あ、違う違う」と気づけるようになった。そして、すぐに言い直せるようになった。
自分を認めることは、わがままじゃない
「私なんて」をやめることに抵抗がある人もいるかもしれない。
「謙虚さを失いたくない」 「調子に乗ってると思われたくない」
その気持ち、わかる。私もそうだったから。
でも、自分を認めることと、傲慢になることは違う。
自分を認めるというのは、今の自分を「これでいい」と受け入れること。
自分の良いところも、足りないところも、そのままの自分を否定しないこと。
それは謙虚さを失うこととは、まったく別のこと。
あなたへ伝えたいこと
もし今、「私なんて」が口癖になっているなら。
それは、あなたがこれまで頑張って自分を守ってきた証拠。だから、そんな自分を責めないで。
でも、もうその言葉は卒業してもいい。
あなたには、自分を認める資格がある。
まずは「ありがとう」から始めてみない?
誰かが褒めてくれたとき、否定せずに「ありがとう」と受け取ってみて。最初は恥ずかしいかもしれないけど、その一言が、きっとあなたを変えていく。
「あなたの価値は、あなたが決める。」
私はそう信じている。
この記事が、あなたの心に少しでも届いたなら嬉しいです。PRIELLEでは、自己価値を高めるためのヒントをお届けしています。一緒に、自分らしく輝く未来を歩んでいきましょう。