PRIELLE

プリンセスマインド

あなたの価値は、あなたが決める。

ビューティー STEP3

「今日の気分」で服を選ぶようになった

「今日の気分」で服を選ぶようになった

朝、クローゼットの前に立つ。

今日の天気は曇り。予定は打ち合わせが一件。じゃあ、無難なネイビーのブラウスに、黒のパンツ。いつもの組み合わせ。迷う時間はゼロ。安全策で一日が始まる。

ずっとこうやって服を選んでいた。天気、予定、TPO。全部、外側の条件で決める。自分の気分は判断基準に入っていなかった。

ある朝、試しに自分に聞いてみた。「今日、何が着たい?」

少し戸惑った。聞かれ慣れていない質問だったからだ。

✦ ✦ ✦

「今日の気分で選ぶ」と聞くと、わがままに聞こえるかもしれない。

でもこれは、朝一番に自分の感覚を確認する練習だ。

「今日、何が着たい?」と自分に聞くためには、今の自分の気分を感じ取る必要がある。元気なのか、静かな気分なのか、少しだけ冒険したいのか、安心していたいのか。

この問いに答えるために、自分の内側に耳を澄ませる。たった数秒のことだけれど、その数秒間、自分の感覚と向き合っている。

天気や予定で選ぶときは、外の条件に自分を合わせている。

気分で選ぶときは、自分の条件に服を合わせている。

方向がまるで逆だ。

✦ ✦ ✦

気分で服を選ぶようになって気づいたことがある。

自分の気分には、思った以上にバリエーションがあった。

以前は毎朝「普通」だと思っていた。でも「何が着たい?」と聞くようになると、「今日はちょっと柔らかい色がいい」とか「今日はぱきっとしたものが着たい」とか、微妙な差が見えてくる。

その差を拾い上げて服を選ぶと、着たときの気分がまったく違う。無難な一着を着た日と、自分の気分で選んだ一着を着た日では、鏡の前での表情が違う。

自分の感覚で選んだ服を着ている自分は、なんとなく好きだ。その「なんとなく好き」が一日を少し明るくしてくれる。

✦ ✦ ✦

毎日気分で選ぶのが難しければ、週に一日だけでいい。

明日の朝、クローゼットの前で、天気を見る前に自分に聞いてみてほしい。

「今日、何が着たい?」

答えが出なくてもいい。「なんとなくこっち」くらいの感覚で十分だ。

その「なんとなく」が、自分の感覚を信じる練習になる。

——その一着を着て家を出たとき、いつもの通勤路がほんの少しだけ違って見えたら、それは自分の気分を大切にした朝のおかげだ。

PRIELLE編集部

PRIELLE編集部

PRIELLE 編集

「あなたの価値は、あなたが決める。」をコンセプトに、 自己価値を高めたい女性のための情報をお届けしています。

RELATED ARTICLES