身体が変わると、考えていることまで変わってきた
きっかけは、たぶん、夜のストレッチだった。
そこから、朝に白湯を飲むようになって、昼に少しいいものを選ぶようになって、お菓子を丁寧に食べるようになって、一駅分歩くようになった。一つ一つは、本当に小さなことだ。劇的なダイエットでも、すごい運動でもない。
でも、しばらく経って、ふと気づいた。
最近、自分を責める回数が、減っている。
体重はそんなに変わっていない。見た目も、誰かが驚くほどには変わっていない。それなのに、頭の中の自分への当たりが、少しだけ柔らかくなっている。「どうせ私なんて」と思う回数が、確かに減っていた。
体を少し大切にしただけなのに、なぜか、心まで変わっていた。
体への態度は、自分への態度
なぜ、体を大切にすると、心まで変わるのだろうか。
それは、体への態度が、そのまま自分への態度だからだ。
自分を粗末に扱っているとき、人はまず、体を粗末に扱う。朝ごはんを抜く。睡眠を削る。お菓子で心の穴を埋める。体の声を無視する。これらはすべて、「自分なんて、どうでもいい」という無意識のメッセージを、自分自身に送り続けている行為だ。
逆に、体を気にかけるようになると、その逆のメッセージが、体を通して心に届く。「私は、自分を大切にする価値がある」「私は、丁寧に扱われていい存在だ」。
朝に白湯を飲むたび、昼にいいものを選ぶたび、夜に体を伸ばすたび、あなたは自分に「あなたを大切にするよ」と伝えている。その小さなメッセージが、毎日積み重なって、少しずつ、自分への態度を書き換えていく。
頭で「自分を好きになろう」と念じても、なかなか変わらない。でも、体を通して「自分を大切にする」を繰り返していると、心は後から、静かについてくる。
順番が、逆だったのかもしれない
ずっと、「自信がついたら、自分を大切にできる」と思っていなかっただろうか。
痩せたら、綺麗になったら、何かを成し遂げたら、そうしたら自分を好きになれる、と。だから、自分を好きになるための条件を、いつも探していた。条件が揃わないうちは、自分を大切にする資格がないような気がしていた。
でも、順番は、逆だったのかもしれない。
自信がついたから自分を大切にするのではなく、自分を大切にしているうちに、いつのまにか自信が芽生えていた。条件が揃ったから自分を好きになるのではなく、条件なんて関係なく、今日の自分に小さな優しさを向けていたら、自分への当たりが柔らかくなっていた。
これが、PRIELLEがずっと伝えてきたことだ。自己肯定感は、外から与えられるものでも、何かを達成して手に入れるものでもない。今の自分を大切に扱う、その選択の積み重ねから、静かに生まれてくるもの。
体は、その「自分を大切にする」を、いちばん具体的に練習できる場所だ。難しい心の修行はいらない。ただ、自分の体に、毎日小さな優しさを向ける。それだけで、心はちゃんと、ついてくる。
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ここまで、身体に小さな何かを足す話を、いくつもしてきた。ストレッチ、白湯、サラダ、散歩、お菓子の食べ方、朝ごはん。
どれも、痩せるためのものじゃなかった。綺麗になるためのものでもなかった。すべて、自分の体に「あなたを大切にするよ」と伝えるための、小さな行為だった。
今日、自分の体に向けた小さな優しさを、一つ思い出してみてほしい。
温かいお湯を飲んだこと。体を伸ばしたこと。ちゃんと食べたこと。なんでもいい。その一つ一つが、「私は大切にされていい存在だ」というメッセージを、あなた自身に届けている。
体が変わると、心が変わる。心が変わると、纏う空気が変わる。
その長い旅は、いつかの夜、たった5分のストレッチから、もう始まっている。
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