PRIELLE

プリンセスマインド

あなたの価値は、あなたが決める。

ライフスタイル STEP3

お風呂を「入らなきゃ」から「入りたい」に変えた

お風呂を「入らなきゃ」から「入りたい」に変えた

夜10時。ソファに沈んでいる。

お風呂に入らなきゃ。

わかっている。でも動けない。あと5分。あと10分。気づけば11時を過ぎていて、もう面倒くさいけどさすがに入らないわけにはいかない。重い腰を上げて、義務的にシャワーを浴びて、出てくる。

お風呂は、一日の中で最も「やらなきゃいけないこと」だった。

ある日、一つだけ変えてみた。入浴剤を入れた。ドラッグストアで見つけた、ラベンダーの香りのやつ。300円くらい。

たったそれだけで、お風呂に向かう足取りが変わった。

✦ ✦ ✦

「入らなきゃ」と「入りたい」の差は何だろう。

やっていることは同じだ。服を脱いで、身体を洗って、湯に浸かって、出る。物理的なプロセスはまったく変わらない。

変わるのは、その時間を「義務」と捉えるか「自分をもてなす時間」と捉えるかだ。

「入らなきゃ」は義務。清潔を維持するためのタスク。早く終わらせて次のことをしたい。

「入りたい」は欲求。自分のために用意された時間。ゆっくり過ごしたい。

同じ行為なのに、フレームが変わるだけで体験が変わる。そして体験が変わると、自分への扱い方が変わる。

✦ ✦ ✦

入浴剤を入れるようになって気づいたことがある。

お風呂の準備をしている時間が、楽しくなった。

「今日はどの香りにしよう」と選ぶ。

お湯を張る。

入浴剤が溶けていくのを見る。

——この一連の流れが、自分のために場を整える行為になっている。

誰かが来るからきれいにするのではない。自分が入るから整える。

自分のために場を用意するという行為は、「あなたはもてなす価値がある」と自分に伝えている。

大げさに聞こえるかもしれない。たかが入浴剤一つで。でも、その「たかが」を自分にやってあげるかどうかの差が、長い目で見ると自分との関係を変えていく。

✦ ✦ ✦

入浴剤でなくてもいい。

お気に入りのボディソープに変えてもいい。

防水スピーカーで好きな音楽を流してもいい。

少しだけいい香りのシャンプーを使ってもいい。

キャンドルを灯してもいい。

何でもいい。お風呂の時間に「ちょっと嬉しい」を一つだけ足す。

今夜、試してみてほしい。

いつもの「入らなきゃ」の前に、一つだけ自分のための準備をする。

その準備をしている時間から、もうお風呂は「義務」ではなくなっている。

——お風呂上がりに「気持ちよかった」と思えたら、それは自分を一つもてなせた証拠だ。明日もきっと、「入りたい」に変わっている。

PRIELLE編集部

PRIELLE編集部

PRIELLE 編集

「あなたの価値は、あなたが決める。」をコンセプトに、 自己価値を高めたい女性のための情報をお届けしています。

RELATED ARTICLES